2019.07.28
データサイエンティスト協会 セミナー2019 第4回 『気象データを活用する ~実践例とデータ分析に組み込む際の留意点~』
ビッグデータ・AI活用には自社データだけではなく、第三者データの活用が鍵であると言われています。
その代表的な例として気象データが挙げられますが、天気予報が生活に身近なわりには公開される事例が限定的であり、そもそも天気予報がこれだけ身近になったにもかかわらず、元データの取得方法や予報技術、提供形態さえ知られていません。
ビジネスで気象データから価値を引き出すとはどういったことなのか?具体的な活用例を題材に、データの扱い方、予測を活かして業務で利用する方法をイメージしながら留意点を整理したいと思います。
開催日時
2019/09/19(木)19:00 〜 21:00 開催
概要
講演1:『気象情報を「受け取る」時代から「活用」する時代へ』
これまで、自分の行動が天気に支配されていたことはありませんか?皆さんが毎日目にする気象予報。
「予報が当たった、外れた」こんなことだけを議論する時代は、もうすぐ終わります。
気象情報を「受け取る」時代から「活用」する時代へ。
皆さんが今されている業務に気象データという「資源」をほんの少し加えることで、可能性が広がるという事例を、これまでの気象業務の経験をもとにご紹介します。
講演2:『気象ビッグデータ×AIが変えるこれからのマーケティング』
気象データは、長年、天気予報や防災などの視点で活用されてきましたが、近年は、ビジネス・マーケティングへの活用の可能性にも注目が集まっています。
本講演では、気象データの分析・活用における留意点や、国内外の気象データの活用事例などについて、お話をさせて頂きます。
講演3:『エネルギー会社における気象データ活用事例:いかに気まぐれな天気と付き合うか』
気象データは、エネルギー事業においては、需要予測や販売計画、リスク管理など様々な形で利用されています。
過去のデータを評価に利用する場合に加え、未来の予報を変数として利用する場合があり、目的に応じ適切な取扱いが求められます。
本セッションでは、「設備故障件数予測と体制最適化」を中心に、東京ガスにおける気象データの活用事例と今後の展望についてご紹介いたします。
登壇者
日本IBM株式会社
Watson Media and Weather事業部
The Weather Company 気象予報士
西川 貴久氏
株式会社ルグラン
代表取締役共同CEO
泉 浩人氏
東京ガス株式会社
デジタルイノベーション戦略部 データアナリティクスG
チームリーダー
笹谷 俊徳氏