2024.07.29

【イベントレポート】三大学合同!!若手データサイエンティストが語るお仕事@中央大学

どうも!データサイエンティスト協会 学生委員会の樫山です。
2024年6月24日(月)にデータサイエンティスト協会及び、「中央大学」「法政大学」「関西大学」が協力し、「最前線のデータサイエンティストが語るリアルなお仕事(2024) ~社会を変えるのは君たちだ~」を開催しましたので、そのレポートをさせていただきます!

このセミナーは、各企業で活躍されている若手データサイエンティストの「今」を学生に知っていただくことで、データサイエンティスト(以下DS)とは何か、DSは何を考え行動しているのかなど、DSのリアルを通してDSについて理解を深めていただくことを目的としています。

セミナーには、NECの中道さん、JALの森口さん、分析屋の加藤さん、ネイチャーインサイトの関根さんに登壇していただきました!お忙しい中、未来を担うDSのために貴重なお話をありがとうございます!

(写真左から)ネイチャーインサイト 関根氏、NEC 中道氏、JAL 森口氏、分析屋 加藤氏

ここからは本題となるセミナーの内容と印象に残った話についてお伝えしたいと思います。

セミナーの内容

  1. 各企業紹介
  2. なぜDSになった?
  3. DSとして何をしている?
  4. DSは何を考えている?
  5. 質疑応答(学生は何をするべきですか?、DSは何を学びどう学ぶ?、DSのこれからは?、etc)

かなりアバウトに書くとこんな感じですね。セミナーの目的にも影響されているとは思いますが、学生の皆様はかなりビジネスの話に興味を持っていたかなと思います。登壇者の方々もビジネスの重要性についてお話することが多かった印象です。

印象に残った話
「ナンバーワンよりオンリーワン」

 

これは素晴らしい言葉だなと思いました。DSの仕事の幅は広く、全てを網羅し、質を高めていくのは困難な道だと思います。特に、具体的な目的意識もなく日々業務や勉強をしても自分が何をやらなければいけないか迷子になってしまうことも考えられます。ですが、自分がDSとしてどこの業界でどの分野で何を強みとするDSになりたいかを考えることで、自分が何をしなければいけないかが明確になってくるので、この「ナンバーワンよりオンリーワン」という言葉はわかりやすく業務経験がないであろう学生さんにもその意図が伝わる良い言葉だと思いました。

「データドリブンの浸透」

 

これは本当に興味深い話ですね。データをもとに意思決定を行うことは、DSとしては当然の考え方であり、情報化社会において企業や日本が成長していくためには、必要な考え方の一つだと思います。しかし、実際にはまだまだ多くの人がこの考え方について知らない可能性があります。この考え方を馴染みのない人や集団に浸透させるということは、人々の考え方を変えていく行動を必要とし、大変難しいことです。それを、若手のうちから企業に浸透させようとしている姿勢は本当に素晴らしいと思います。データドリブンは今後、企業や日本の発展のために不可欠な考え方であり、DSだけでなく、全ての人がこの考え方を知ることが重要です。今回登壇してくれた若手DSの方々のように、データドリブンを浸透させることは、DSの仕事だと考えています。私も負けないように、自身も積極的にデータドリブンを広めるために活動していきたいと思います。

「マネージャーになるとスキル向上が難しくなる」

 

正直これは考えていなかったですね。マネージャーになるかどうかは個人の判断になると思いますが、企業で働く多くの方は作業を与えられる側から、作業を与える、教える側になると思います。そうなると、スキルを磨く意識はあってもそれに割くための時間がどんどん限られてきちゃいますね。僕も人に面倒を見てもらえる立場の間に何とかスキルを磨いていかないとと強く感じました。学生さんにも、社会人になった後もそうですが、在学中の間に身に着けたいスキルや知識があれば、ぜひ時間のある時に勉強していただきたいなと思います。

最後に

学生ではない自分にとってもかなり充実した時間となりました。大学セミナー開催に向けて協力していただいた皆様、そして参加してくださった学生のみなさま、大変お疲れ様です!開催側か参加者側かはわかりませんが、別の大学セミナーでまたお会いしましょう!!

データサイエンティスト協会 学生委員会
ネイチャーインサイト株式会社 樫山貴大

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