http://www.actuaries.jp/examin/info.html
主催：公益社団法人日本アクチュアリー会
概要
保険業界の資格で、数学、損保数理、生保数理等５科目の試験がある１次試験、２つの専門科目の合格が必要な２次試験に分かれる。
１次試験の１科目でも合格すると研究会員、１次試験を合格すると準会員、２次試験を合格すると正会員となる。
出題範囲
データサイエンティストに関連が深いのは数学で、出題範囲は確率、統計、モデリングに大別される。
他の科目は、会計・経済・投資理論を除くと専門性が高すぎるため、実際にアクチュアリーを目指さない限りはあまり必要のない内容となっている。
企業における評価
正会員は1,500人ほど、研究会員まで含めても5,000人弱しかいない難関試験。準会員であれば保険業界への就職が有利になり、1科目でも、特に数学が受かっていると一定のレベルにあることをアピールできる。
合格への道
過去問がホームページに公開されているので、指定されている参考図書を利用しながら演習を繰り返す。
| 資格名 | 資格説明 | 実施時期 | 試験時間 | 出題形式 | 受験料/受講料 | 該当スキル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本アクチュアリー会研究会員（数学合格）、準会員、正会員 | 確率、統計、モデリングに関する理解力を問う試験。実務ではエクセルやRの関数を使って処理するようなものを電卓で計算していく必要があるので、正確な理解と計算能力が求められる。 試験時間は3時間だが、範囲が広く問題も多いので、計算に手間取るとあっという間に時間が無くなる。 数学はマークシートによる選択であるが、選択肢が多く、きちんと計算できていないと解答できない問題となっている。 | 年1回 12月 | 1科目 180分 | マークシート（四肢択一） | １科目 10,000円 | データサイエンス ★★★ |
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