2021.03.12
若手データサイエンティスト集結!実務を語る夜@滋賀大学 後日レポート
あ、どうも。協会事務局員サエキです。最近名刺に「スーパー事務局員」って記載して200部刷っちゃいました。
今日はこの2月末に滋賀大学さんのデータサイエンス学部生向けに実施した、「企業ではたらく若手DSが語るセミナー」でのヒトコマをレポートしようと思います。
この企画はですね、色んな企業で活躍している若手のデータサイエンティストの「今」を切り取り、学生の皆さまに赤裸々にお伝えすることで、業種とか企業組成が違うとデータサイエンティスト(以下DS)の役割って全然違うんだなーとか、プロのDSって、こういう考え方が通底してるんだなーとか、DSの理解を実態と共に深めて頂く、という主旨の会でございます。ま、ホントは一年前にリアルでやりたかったんですけどコロナでね。。延期しちゃってました。
この時集まって頂いたのは、電通、アトラエ、村田製作所、ヤマトHD、Mobility Technologiesの皆さまです!オンではみなさんちゃんとお仕事されてるようでしたが、オフではソムリエの資格取るとかキャンパーとかリンゴ栽培とかVtuberとか競馬AI作るとか、なんだか色々と怪しげな、もとい、リア充な面々でございました。
で、2時間たっぷりトークの中でサエキが「ほほー」と思ったことと「しゅぱっ!」と思ったことをレポートしますね。
モデレータの田嶋さんがDSのみなさんに「人脈とスキル、どっちが大事?」と質問したときのこと。だいたいみなさん、6対4や7対3で人脈が大事ですね、という議論でした。なぜなら、自分が持っている分析スキルは専門家としてもちろん大事だけど、それを社会実装する上では、社内で相談できる人がいないと始まらなかったり、実務とは百聞は一見にしかず、的なことがやっぱりあって、DS一人だけで実装や適用は完結しないんですよ、と。そんな話をしばらくした後で、アトラエの杉山さんが、「自分は事業に向き合っているのであって、分析に向き合っているのではない」とオモムロに切り出し始めました。みんな最初は??だったのですが、そのココロは、事業成長やプロジェクトの成功のためなら、時には自分は分析せずに(≒DSとしてのサイエンス力やエンジニアリング力のスキル成長は後回しにして)後輩を育成したりしてチーム力を高めたりもする、と。あるいは、クライアントのために説明資料をいちいち書いたりするのも、事業に向き合っているから当然であって、それも含めてプロのデータサイエンティストでしょ、と。深いい話でした。
■しゅぱっ!な話
学生の一人から、Kaggleに挑戦したいけど何から始めたらいいかわからないという質問が出ました。Kaggler佐野さんから一言。「画面の一番上の問題につべこべいわず着手せよ」と。これにはみんな賛同してて、好きなことが決まっているならそれをやりきる! or 好きなことを見つけるためにかたっぱしからやる!って人生2択しかないっ。てな感じで盛り上がっておりました。サエキは心の中で拍手喝采したよ。みんなすばらしいっ。このメンバーをアサインした自分自身も含めてw
というわけで、あっという間の2時間でございました。みんなありがとー!聞いて頂いた滋賀大学の学生のみなさん、姫野先生、ありがとうございました。
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