12:15-13:05
ランチセッション Sponsored by 日本マイクロソフト株式会社
「スマート農業 普及定着の課題と条件」
Orchard&Technology 株式会社
代表取締役
末澤 克彦 氏
※本セッションではお弁当をご用意しております。
講演概要
農業の生産性向上の切り札と言われているスマート農業技術、その社会実装は急速に進んでいます。しかし、農業経営者としてみたとき、農業は相変わらず生産性が低く、利益は小さく、市場は伸びていない事例が多いものの、一方で急速に市場を拡げ、利益を生んでいる品目があります。その品目を分析し、日本農業が進むべき方向性、解決すべき課題を明らかにし、データを生かしたスマート農業の明日を具体的にイメージしたいと思います。
プロフィール
農家。
香川県高松市でレモンを中心に50種類を超える柑橘を有機栽培。また自ら育種したキウイフルーツを栽培し、これらを販売する。
香川県庁の職員時代は農業技術者としてもっぱら現場で農家指導、農業技術の開発を行う。香川県農業試験場府中果樹研究所長を経て、Orchard&Technology㈱を設立。次世代農業を実現するための技術開発と人材育成を行うとともにスマート農業の推進に積極的に関与。農業データ連携基盤協議会アドバイザリーボード。
また香川大学農学部客員研究員、理化学研究所光量子工学研究センター客員研究員、慶應義塾大学SFC研究所上席所員として、農業の競争力強化と生産性向上に関する技術開発を行なっている。